【新作公開】映画「かじまやー」が描く多文化共生の街の物語

「だからよ~鶴見」「なんでかね~鶴見」を制作した渡辺熱監督(制作㈱river stone)の新作ドキュメンタリーが鶴見ウチナー国際映画祭で初上映されます。

横浜市鶴見区。 大正から昭和にかけて、仕事を求めて海を渡った沖縄の人々が築き上げたこの街は、今や「沖縄タウン」として独特の熱気を放っています。
今回、この街を舞台にした新作ドキュメンタリー映画『かじまやー』が完成しました。

かじまやーチラシ表
「かじまやー」とは

沖縄の言葉で「風車」を意味する「かじまやー」。
これは数え年97歳を迎えた長寿を祝う、沖縄の伝統的な祝事です。
沖縄には「人は97歳になると童心に帰る」という言い伝えがあります。くるくると回る風車は、長い人生の荒波を越え、再び清らかな心へと巡ってきた命の象徴であり、お祝いの主役は色鮮やかな風車(かじまやー)を手に持ち、オープンカーや華やかに装飾されたトラックに乗り込み、街を挙げてパレードを行うのが習わしです。

開催はなんと四半世紀ぶり

なんと鶴見でこの行事が開催されるのは、実に四半世紀ぶり。
鶴見、南米、そして沖縄。
本作が映し出すのは、単なる伝統行事の記録映像ではありません。 鶴見という街は、沖縄の血を引く人々だけでなく、ブラジルやペルーなど南米からの帰還者やその家族も多く暮らす、多様なルーツが混ざり合った場所です。
25年ぶりの開催に向けて奔走する実行委員会のメンバーたち。そこには、鶴見という土地が育んできた唯一無二の多文化共生の姿があります。 かつて移住してきた一世たちの苦労を礎に、二世、三世、そして新しくこの街に加わった人々が、一つの「お祝い」のために手を取り合う。そのプロセス自体が、現代社会が忘れかけている大切な何かを物語っています。

結(ゆい)の心と命のバトン

カメラは、準備期間から当日までのプロセスを密着
カメラに写る人々の表情を丁寧に切り取ります。 そこで見えてきたのは、沖縄に古くから伝わる「結(ゆい)」の精神でした。
誰かの喜びを自分のことのように祝い、助け合う心。この街に根付く泥臭くも温かい人情は、時代が変わっても色褪せることはありません。
色鮮やかな風車が鶴見の風を受けて回る時、私たちは「共に生きる」ことの本当の意味を知るかもしれません。

映画『かじまやー』から多文化共生のまち・鶴見で、約25年ぶりに鳴り響く祝宴の幕が上がる瞬間を大きなスクリーンで是非ご覧ください。
この映画を通して、鶴見の街の温かさと、沖縄から繋がる命のバトンを感じていただければ幸いです

かじまやーチラシ裏
2/8(日) 11:00 上映 かじまやー
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舞台挨拶あり

「かじまやー」上映情報

【上映日】2026年2月8日 
【開場時刻】10:50
【上映時刻】11:00~12:50
【チケット前売り】大人¥1,200 子供¥800
【チケット当日券】大人¥1,500 子供¥1,000
※チケットは無くなり次第販売終了となります
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